少額訴訟について

少額訴訟とは、日常的なトラブルで裁判手続を利用したい時に手軽に利用できる手続きです。少額訴訟は、原則として1回の期日で審理が終わり判決する特別な訴訟手続きです。利用できるのは、60万円以下の金銭の支払いを求める場合に限られ、物の引渡しや建物の明け渡しを求めることはできないです。                                                                                                                                                                                                             
原告と被告は、それぞれ主張の提出や証拠を申出します。裁判所は、双方の主張を聴き、争点を整理します。また、証拠書類や証人などの取り調べも行います。それにより、和解か判決が決まります。
1回の審理しかないため、即時解決を目指すために、審理当日にその場で調べられる証拠書類や証人に限られています。そのため、審理の日に証人に出席してもらえる場合に適しています。物損の交通事故であれば、交通事故証明書や破損部分の写真、修理代金見積書、事故現場写真などが考えられます。原告の言い分が認められても、分割払や支払猶予、遅延損害金免除の判決がされる場合や訴訟の途中に話し合いで和解する場合があります。                                                                                                                                                

人身事故など内容が複雑な場合は、少額訴訟に適していない場合があります。また、被告の希望などにより、裁判所が少額訴訟で審理することで相当でないと認めた場合には、通常の訴訟手続に移行することもあります。

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